現代自動車は先月の上海モーターショーでジェネシス「G80」の電気自動車を初めて公開した。[写真 現代自動車]
今年、韓国国内で売れた電気自動車10台のうち4台はテスラだった。現代自動車と起亜の販売台数を合わせてもテスラに及ばなかった。
自動車情報提供会社カーイズユーデータ研究所によると、今年1-4月に国土交通部に登録された電気自動車は8032台。このうち41.2%(3308台)がテスラの車両だ。同じ期間に登録されたテスラの車両は99%(3265台)が普及型セダン「モデル3」だった。1億ウォン(約976万円)を超える高級セダン「モデルS」は8台、SUV「モデルX」は19台。先月から販売されている普及型SUV「モデルY」は16台だった。
現代車の電気自動車登録台数は1446台と、シェア18%にとどまった。現代車のうち「コナ・エレクトリック」が1357台で全体の約94%を占める。2月に販売予約が始まって先月から出荷されている現代車の最初の専用電気自動車「アイオニック5」は88台の販売にとどまった。業界によると「アイオニック5」の4月の目標生産台数は一日400台。しかし先月の生産台数は約2000台だった。電動モーターと車載用半導体の不足で生産ラインが正常稼働していないからだ。業界関係者は「5月の生産台数も国内向け約2500台、輸出向け約2000台にとどまるだろう」と伝えた。月間4500台の生産は当初の目標の半分にもならない。
今年1-4月の起亜の電気自動車登録台数は1238台で、シェアは15.4%。「ニロEV」が起亜の電気自動車販売全体の97%(1210台)だった。
このほかポルシェ(496台)、ルノーサムスン(343台)、韓国GM(289台)などの順だが、月100台前後の販売台数にすぎない。