日本株式市場は7-9月期まで停滞が続くという見方が出ている。
大信証券のムン・ナムジュン研究員は24日、「日本株式市場はグローバル市場で先頭に立つより、後ろを追っていくペースを維持するだろう」とし「今年の日経平均の収益率は先進国内で市場収益率を下回っている」と伝えた。
続いて「日本株式市場は昨年もそうだったように夏の間、コロナ感染拡大と共に浮き沈みがあるだろう」とし「コロナ終息まで夏季の株価は下方圧力の可能性がさらに高いと判断する」と述べた。
日本経済は今後、コロナワクチン普及速度、東京五輪開催の有無と形態、そして緊急事態宣言などに影響を受けるということだ。今年の日本経済の成長率は前年比3.3%と、昨年のマイナス成長(-4.8%)から抜け出すが、他の先進国と比べると成長ペースは鈍いと予想した。
ただ、ムン研究員は「下方要因の影響力が軽くなる10-12月期を念頭に置く場合、グローバル株式市場の流れを追う可能性がある」とし「比率を拡大する戦略も有効になるかもしれない」と話した。