中国が豪州に制裁発動も鉄鉱石枯渇でブーメランが炸裂する韓国のような現象が発生w

愛国日報の記事というのが何とも言えないが、中国がここ最近鉄鉱石不足で苦しんでいるようだ。去年中国政府が豪州製品に対し禁輸措置を発動させたが、それとは裏腹に鉄鉱石の需要が急増し価格も高騰して物資不足に拍車がかかっているという。ブーメランの炸裂っぷりは属国譲りか。


鉄鉱石で途方に暮れる中国、みんなの予想破って笑うオーストラリア
5/31(月) 18:02配信 中央日報日本語版

「手元にスチールが1インチもない」。

鉄鋼需要が急増している中国で最近産業界関係者らが話すという嘆きです。CNNが香港発の報道で伝えたところによると、こうした懸念をするのは中国の指導者も同じです。鉄鋼需給問題が深刻で中国の経済回復に打撃を受けないか戦々恐々としているということです。

李克強首相は最近の常務会議で「われわれは急激な原材料価格上昇とそれによって発生する付随的な問題をしっかり扱わなければならない」と何回も強調しました。27日の新華社通信によると、李克強首相は前日の会議でも「原材料の買い占めや売り惜しみと価格水増しを取り締まる」という警告のメッセージを再び出しました。

中国と貿易戦争中であるオーストラリアは笑みを浮かべています。オーストラリアは中国を苦境に陥れている主要原材料である鉄鉱石の最大の生産国であるためです。中国は鉄鉱石輸入量の60%をオーストラリアに依存しています。中国は世界最大の鉄鋼生産国です。鉄鋼を作るためには当然原材料である鉄鉱石が必要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a20143ad9a4f17211d9a3264fa2bf57d39e5b331

豪州にとっても鉄鉱石輸出規制は極端な選択肢

中国って、確か鉄鉱石を輸入禁止にしてましたよね!それで足りなくなるって、ちょっと計画性がなさ過ぎるのでは?

俺もそう思って調べたんだが、どうやら鉄鉱石ではなく銅鉱石だったようだ。とはいえこうした制裁が物資不足の温床になるのは火を見るより明らかだった。


中国が豪州の主要商品の輸入停止へ、報復措置で緊張高まる-関係者
2020年11月3日 17:57 JST

中国政府は3日までに、オーストラリア産の少なくとも7種類の商品の購入を停止するよう業者に指示した。主要貿易相手国である豪州へのこれまでで最も大規模な報復措置で、同国との緊張が高まる。

中国の業者が輸入できなくなるのは石炭と大麦、銅鉱石・精鉱、砂糖、木材、ワイン、ロブスターなど。事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者の1人は機密情報であることを理由に匿名を条件に、政府が今月6日からの購入停止を命じたと語った。

同関係者によれば、豪州の中国への最大の輸出品である鉄鉱石は購入の停止対象に含まれない見込み。

中国の税関当局にファクスでコメントを求めたが回答はない。

原題:
China to Halt Key Australian Commodity Imports as Tensions Mount(抜粋)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-03/QJ7LD7T1UM0Y01

これって、鉄鉱石が中国の弱点だって、教えてるような物ですよね・・・。

豪州にとっても鉄鉱石は主要輸出品目だから、そうそう輸出制限に踏み切ることはできないがな。もし中国が全面的に禁輸すればGDPが2%落ちると言われている。


コラム:豪中の貿易摩擦、鉄鉱石市場に飛び火か
December 23, 2020 8:51 AM

[メルボルン 18日 ロイター BREAKINGVIEWS] – オーストラリアと中国の貿易摩擦が鉄鉱石市場に飛び火しつつある。中国政府は既にオーストラリア産のさまざまな製品について輸入制限措置を実施しているが、今度は双方の経済にとって極めて重要な鉄鉱石までもが、両国のつばぜり合いの中で混乱に巻き込まれようとしている。

中国は鉄鉱石の在庫の約6割をオーストラリアから仕入れる。さらに今年の中国の鉄鋼生産は増加している。これがオーストラリアにとって、中国に対する立場を強める武器になるかもしれない。オーストラリアの元資源相は中国が打ち出した各種輸入制限への対抗措置として、鉄鉱石輸出の報復関税を提案。現資源相のキース・ピット氏が14日、この考えを否定して見せる場面もあった。

こうした一連の騒動を見れば、経済的な相互依存関係がもはや、貿易摩擦を抑止する鉄壁の要因にはならないことが分かる。ゴールドマン・サックスの試算では、中国が鉄鉱石輸入を全面的にやめた場合、オーストラリアの成長率は2%ポイント下押しする。そうなる前にリオ・ティントや、やはり英豪BHPなどの業者は新たな顧客開拓を加速させる。中国もアフリカなどの別の調達先を確保しようとするだろう。しかし、いずれも実現までには時間がかかる。その間、鉄鉱石が通商上の武器として使われるリスクを等閑視することはできない。

https://www.reuters.com/article/aus-china-breakingviews-idJPKBN28V0GY

2%って事は、マイナスになるじゃないですか!オーストラリアの成長率って、2%位ですよね?

豪州は3%近くあるようだぞ。まあ大打撃を受けるのは間違いないだろうが。GDPの大半が資源輸出というのは楽でいいね。だがその輸出相手が中国だったとすると政治で取れる選択肢が狭まってしまうというわけだ。

関税を発動しても、効果は薄いと思います・・・。難しいです。


西側諸国で一斉に制裁に踏み切るのは可能

ネットユーザーの反応です!
・結局ブーメランになりましたね。中国が経済制裁を始めれば、日本もスマートフォンの部品や半導体材料で対抗できます
・オーストラリアには、鉄鉱石という切り札があります。中国はいつになく鉄の生産を抑えています
・中国に輸出できなくても、他の国に輸出すれば問題はありません
・鉄鉱石を渡さなければ、武器や艦艇も作れません
・クアッドに関しては、安倍元首相に先見の明がありました
・経済で密接に関係を結ぶと、戦争がやりにくいです

西側諸国が一斉に中国との経済関係を切り離すのはありうる。今なら人権問題に加えてコロナ起源調査の件も加わった。中国が処理水問題で騒いでも世界の誰も相手にしなかったのが象徴的だ。

確かに・・・。中国なのに、小さいなと思ってたんです。やっぱり、焦ってたんですね。

豪州が鉄鉱石を禁輸し、中東で騒ぎを起こして石油の供給を細らせ…という形で中国を包囲していくことは十分可能だ。ABCD包囲網ではないが、資源の囲い込みと供給ストップは最も効果的な制裁だからな。中国は歴史に学ばなかったのか?

中国は、外交にコロナを使ったので、自業自得だと思います!

中国の皆さん、反省して下さい!領土を割譲します!さようなら!