(CNN) 熱帯暴風雨の「エルサ」がハリケーンに発達し、7日にも米フロリダ州西岸に上陸するとみられている。米国立ハリケーンセンターが明らかにした。
エルサは6日夜から7日にかけて、フロリダ州西岸の一部地域に近づくか上陸するとみられている。
フロリダ州のデサンティス知事は記者会見で、33郡が非常事態宣言下にあると述べた。
バイデン大統領はこれに先立ち、州の緊急事態宣言を承認した。4日の承認により、連邦緊急事態管理庁(FEMA)はフロリダ州南部のすべての災害救助活動に対して調整を行えるようになる。
国立ハリケーンセンターによれば、エルサの中心部は東部時間午後8時の時点でフロリダ州タンパの南南西約160キロの位置にあり、風速は約33メートル。タンパの当局者は地元住民に対して6日夜は屋内にとどまり道路には出ないよう呼び掛けている。