現代自動車、３年ぶりにストの危機…中央労働委員会で争議調停中止決定

現代自動車の労使は先月３０日に蔚山工場で１３回目の交渉を進めたが決裂した。現代自動車労組は５日に臨時代議員大会を開き、労働争議決議案件を通過させた。［写真　現代自動車］

現代自動車労組が今年会社側との賃金団体協約交渉と関連し合法的にストライキをする権利を確保した。中央労働委員会は１２日、賃金団体交渉をめぐる現代自動車労使間の立場の違いが大きいと判断し調停中止決定を下した。現代自動車労組は会社側と賃金団体交渉が円滑でないことから先月３０日に交渉決裂を宣言し中央労働委員会に争議調停を申請していた。労組はすでに組合員投票で圧倒的な賛成票を獲た状況のため、３年ぶりに集団行動に出るのか注目される。