中条あやみ、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で輝く!竹内涼真との共演が評価を高めた理由

秋ドラマで大きな話題を呼んだTBS系ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」が先日最終回を迎え、主演の竹内涼真と夏帆を凌ぐ勢いで、中条あやみ(28)が「最も評価を上げた俳優」として注目されています。彼女の自然体な演技と、共演者との息の合ったやり取りが視聴者の心をつかみました。

「自分に近い役」が視聴者に響く

中条あやみが演じたのは、通販会社の社長を務めるサバサバとした女性、椿。マッチングアプリでの出会いをきっかけに、竹内涼真演じる勝男の良き相談相手として物語の重要なキーパーソンとなりました。その明るく飾らないキャラクター設定は、実際の中条さんの人柄と重なる部分が多く、「ほぼ中条あやみじゃん、椿って」と竹内さん自身も指摘するほど。中条さん本人も「自分に近い役」と公言し、台本にないアドリブを取り入れることもあったと語っています。彼女の等身大の演技が、視聴者に深く刺さったのは間違いありません。

中条あやみ、秋ドラマでの熱演中条あやみ、秋ドラマでの熱演

竹内涼真との「キミセカコンビ」が成功の鍵

「じゃあつく」で友人役として見事なコンビネーションを見せた中条さんと竹内さんは、これまで数多くの作品で共演経験があります。漫画アプリのCMでの兄妹役や、ドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズでの恋人役など、シリーズものでの共演が多いのが特徴です。共にモデルから俳優への道を歩み、学生時代は竹内さんがサッカー、中条さんがバドミントンとスポーツに熱中していた点も共通しています。

このような多くの共通点と長年の親交から、「キミセカコンビ」として今なおファンに愛されています。竹内さんも以前、中条さんを「昔から知ってる仲のいい友達みたい」と評しており、互いの演技スタイルを深く理解し合う二人の関係性が、勝男の背中を押す親友・椿という役柄を、画面越しにも心地よく、リアルに表現する上で不可欠だったと言えるでしょう。

空港でのスカウトをきっかけにデビューし、「ミスセブンティーン」グランプリ獲得、そして「黒の女教師」で女優デビューを果たした中条あやみさん。モデルとしても着実にキャリアを積み、その飾らない人柄で多くの人々に愛されています。「じゃあ、あんたが作ってみろよ」での熱演は、彼女が演技者としての深い魅力と確かな実力を兼ね備えていることを改めて示しました。今後のさらなる活躍に期待が高まります。

参考文献