冤罪で20年服役の男性、DNA鑑定で無実証明 米ジョージア州

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20年の服役の後、新証拠によって無実が証明されたデニス・A・ペリーさん(中央)/Stephen B. Morton/Atlanta Journal-Constitution/AP

20年の服役の後、新証拠によって無実が証明されたデニス・A・ペリーさん(中央)/Stephen B. Morton/Atlanta Journal-Constitution/AP

(CNN) 1985年に米ジョージア州の教会で2人を殺害したとして有罪判決を受け、20年間服役した男性の無実が証明され、全ての起訴が取り下げられた。

冤罪(えんざい)が証明されたのは同州カムデン郡に住んでいたデニス・A・ペリーさん(59)。現場で見つかった毛髪のDNA鑑定が決め手となった。グリン郡地区検察は19日の発表で、2003年の裁判の際にもしこの証拠があれば、ペリーさんは無罪になっていたかもしれないと指摘した。

ペリーさんは2000年に逮捕され、2人の殺害についてそれぞれ終身刑を言い渡された。

しかし昨年7月に有罪判決が覆され、検察は19日、再審請求を行わないと表明した。

ペリーさんは19日、「長い時間がかかったが、私は決してあきらめなかった」「この起訴は20年以上も私の頭にのしかかっていた。こんなひどいことのためにとがめられる心配がやっとなくなって、心から安堵(あんど)している」とのコメントを発表した。

捜査当局は、1985年の殺人現場で見つかったメガネに絡みついていた2本の毛髪が、犯人のものだったと断定。ペリーさん側の探偵は2020年2月、この事件への関与が疑われながら起訴されなかった男性の母親から毛髪を入手した。

2001年にメガネの毛髪のDNA鑑定を行った機関でこの毛髪を調べた結果、特徴が一致したことから、この新証拠をもとにジョージア州捜査局が事件の再捜査に乗り出した。

ペリーさんの2003年の裁判前にも毛髪のDNA鑑定は行われ、ペリーさんの毛髪だった可能性は否定されていた。しかしペリーさんは状況証拠をもとに有罪を言い渡された。

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