中国の恒大集団がいよいよデフォルトの準備を始めた。債券が格下げされたことを受け、上海に上場している債券の取引を停止することにしたのだ。1日限定とはいえ重大な動きと言える。デフォルトと債務再編はもはや不可避だ。
中国恒大、格下げで上海上場債券の取引停止 17日は相対方式で
9/16(木) 11:35配信 ロイター
［上海／上海 １６日 ロイター］ – 中国恒大集団の主要子会社、中国恒大地産集団は１６日、債券の格下げを受け、上海上場債券の取引を１日停止することを申請したほか、再開に当たっては取引メカニズムを変更すると明らかにした。
上海証券取引所と深セン証券取引所はここ数日、同社の社債の値動きが激しいことを理由に、繰り返し売買を停止していた。
市場関係者は社債の取引停止について、デフォルト（債務不履行）と債務再編の可能性が高まっているとの見方を示している。
発表文によると、恒大は１５日、同社の債券格付けが「ＡＡ」から「Ａ」に引き下げられたほか、債券格付けと発行体格付けの双方がさらなる格下げを見据えた「ウォッチリスト」入りしたとの通知を格付け機関の中誠信国際から受け取った。
恒大地産の社債の取引は１７日の再開後、上海・深セン両証取で相対方式によってのみ行われる。
ある債券トレーダーは取引メカニズムの変更について、市場参加者を減らし、ボラティリティーを抑制することが狙いだろうと指摘。「多くの企業はデフォルトに先立ち、社債の取引メカニズムを変更する」と述べた。
深セン上場の同社の２０２３年１月償還債は、直近１５日の気配値が２４．９９元、上海上場の２３年５月償還債は３０元。
＜デフォルトは織り込み済み＞
かつて中国一の販売実績を誇った恒大集団は崖っぷちに立たされている。混乱を伴って幅広い影響をもたらす形の経営破綻に追い込まれるか、あるいは「管理された倒産」を余儀なくされるのか。一方で、政府による救済の可能性は乏しそうだ。
調査会社リオーグのディストレス債アナリスト、ジェームズ・シー氏は「市場は恒大集団のデフォルトをかなり確信している」と指摘。債務再編の場合は返済比率が低くなる見込みとし「恒大集団の非中核事業の多くが大幅な赤字となっており、清算するのが難しいことが一因だ」と述べた。
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大多数の投資家は逃げる機会を失う
ワトソン君いよいよですね・・・。これで、中国の意地悪クラブもおしまいです。
黒井管理されたデフォルトになったとしても、一時的な大混乱は避けられないだろうね。ましてや隠れ負債なんて出た日には目も当てられなくなる。
ワトソン君取引停止になったら、パニック状態なのでは？
黒井1日だけと言いつつ、ちゃっかりと取引メカニズムを変更と書かれてるからな。市場参加者を減らすために相対取引のみにするとしているが、これはすなわち大勢の投資家に逃げるチャンスを与えないとも解釈できる。
ワトソン君そんな事をしたら、信頼がなくなりますよね・・・。他の債券も、危ないかもって思います。
黒井懸念点はまさにそこ。中国当局としては延焼を防ぎたいだろうが、既に他の中国企業でも似たような話が出てきてるし時間の問題かもね。
株価も倒産一直線で2.5ドル割れ
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・来ると言われ続けていた中国のデフォルトが、恒大グループの資金ショートから始まります
・怖いです。中国は今まで大型倒産をさせない政策だったのに、いきなり強硬策が出てきました
・下がりそうな株は、前もって取引停止にできるなんてどういう市場なんですか？
・エックスデーの21日まであと数日です
・株主は売り逃げる事もできないんですね
黒井株じゃなくて債券な。まあどっちも悲惨なことになると思うが。株価は既に2.5ドルも割り込んでしまって、紙くずへと一直線だ。日本にとってはどうでもいい話だ。
ワトソン君ゼロになりますね・・・。中国の人達だけが、損すると思います。
ワトソン君中国の皆さん、経済がダメになってもいいんです。キム委員長が養ってくれるからです！みんなで千年王国を築いて、豊かになりましょう！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
