中国の感染爆発が止まらなくなりつつある中で、感染源は内モンゴル自治区から届いた宅配便だとか言い始めた。中国国内に感染源はないとでも言いたいかのようだが、中国のゼロコロナ政策は既に見苦しいと世界中から思われている。
「物流が感染源」 感染再拡大の中国で報道相次ぐ
11/15(月) 16:30配信 テレビ朝日系(ANN)
新型コロナが再拡大する中国で、物流が感染源との報道が相次いでいます。
中国メディアによりますと、遼寧省大連市では、輸入食品を扱う冷凍庫の従業員の陽性が確認された後、この冷凍庫を利用する食品会社の社員や家族に感染が拡大しました。
食品が納入された大学でも調理師や学生に感染が広がっています。
また、北京では感染者が増加している内モンゴル自治区から届いた宅配便からウイルスが検出されました。
衛生当局は物流を通じた感染に警鐘を鳴らしていて、食品や荷物の消毒を徹底し、包装紙などを自宅に持ち込まないよう呼び掛けています。
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中国はもはや感染爆発を隠し切れない
黒井今回のデルタ型の流行は中国で最大規模らしく、大連が事実上の都市封鎖状態になりつつある。大連からの来訪者が14日間の隔離を強いられている。それでも感染爆発の波は収まらず、ここ1カ月で見つかった新規感染者数が1,300人を超え夏季を上回ったそうだ。つまり長期化しているということだ。
中国で最大規模のデルタ株流行、東北部・大連からの人流制限も
11/15(月) 14:58配信 ロイター
[北京 15日 ロイター] – 中国が新型コロナウイルスを巡り、感染力の強いデルタ変異株のこれまでで最大規模の流行に苦慮している。一部の地域では感染が急速に拡大している東北部の都市・大連からの人々の流入を制限している。
公式データに基づくロイターの算出によると、10月17日から11月14日の間に中国本土では症状が確認された国内感染者数が1308人報告され、夏季のデルタ株流行時の感染者数1280人を上回った。
これは中国で最も広範囲に広がったデルタ株流行で、21の省・地域・市に影響を与えている。多くの他国の流行に比べれば小規模だが、中国当局は「ゼロ寛容」政策の下、感染阻止に躍起になっている。
12の省レベルの地域では、厳格な接触者追跡、リスクのある地域の人々に対する複数回の検査、娯楽や文化施設の閉鎖、観光や公共交通機関の制限といった規制の迅速な実施で、数週間以内に感染を抑えた。
しかし、大連ではウイルスとの戦いが続いている、と国家衛生健康委員会の担当者は13日のブリーフィングで語った。
ロイターの算出によると、人口750万人の大連では11月4日に最初の有症者が報告されて以来、1日平均で約24人の新規感染者が確認されており、これは中国の他のどの都市よりも多い。
丹東、鞍山、瀋陽など大連近郊のいくつかの都市では、大連からの来訪者が自由に移動できるようになるには施設で14日間隔離しなければならないとしている。
中国本土では11月14日時点で、国内の市中感染者と海外からの感染者を含め、症状のあるコロナ感染者が累計9万8315人確認されている。死者数は累計4636人。
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黒井ネットユーザーはそもそも中国の統計を信用していない雰囲気だった。初期の武漢の凄まじい犠牲の様子がありながら合計4,600人はおかしいし、少なくとも数十万人は亡くなっていたという意見だ。それだけ隠し切れなくなってきたと解釈することもできる。北京五輪はもはや絶望的だろう。