新学期始まり…“子どもクラスター”相次ぐ
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12日も、新型コロナウイルス感染者の急増が止まらない地域があります。こうした中、子どもたちの間でもクラスターが相次いで見つかっています。学校現場の対応、子どもたちへのワクチン接種などについて詳しく解説します。
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11日の、全国の新規感染者は、6378人です。死者は2人確認されました。
また、11日時点の全国の重症者は、前日から5人増えて105人でした。
また、最新の情報では、12日、東京で新規感染者が2198人となりました。2000人を超えるのは去年の9月4日以来となります。
大阪では1711人の感染が確認され、1000人超えは去年9月以来です。
愛媛では過去最多となる112人の感染を確認。沖縄は1644人で、過去2番目の多さでした。
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また、山形では42人の感染者が確認されましたが、このうち20人が高校生以下で、山形市の高校では生徒6人のクラスターが発生。同じ部活だということで、10代以下の感染が目立っています。
また、11日から新学期が始まった学校も多かったのですが、子どもたちの間でのクラスターも相次いで見つかりました。
奈良県では、県内初となる「オミクロン株」を含めたクラスターが、放課後の児童クラブで発生しました。感染者は職員2人と小学生の児童17人の合計19人ということです。
去年末の12月30日に職員のうち1人の感染を確認したということです。この人はワクチン接種済みでした。その後、今月4日に検査を実施したところ、残りの18人の感染が確認されました。
19人のうちの1人が、オミクロン株に感染しているということですが、県は誰が感染したかは公表していません。
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また、静岡県でも、オミクロン株の可能性が高いクラスターが、静岡市内の子ども園で発生しました。
11日までに、職員5人と園児2人の7人の感染が確認されています。
ほかの職員は全員陰性で、11日から希望する園児の検査を実施しているということです。