西日本にブライトバンドが出現 山間部は路面状態に注意


西日本にブライトバンドが出現 山間部は路面状態に注意

8日(火)9時半の雨雲の様子

雪→雨への変化でレーダーが過剰反応

西日本にブライトバンドが出現 山間部は路面状態に注意

レーダーの雨雪反応

ブライトバンドは、回転するレーダーが上空で雪から雨に変わっている部分(融解層)をとらえたときに発生する現象です。この雪が雨に変わっている層では、粒子の大きさや落下速度が変化することで、レーダーの反射率が急増するために、雨雲レーダーにリング状の周りより強いエコーが見られます。

ブライトバンドが見えたときの3つのポイント

2.上空は雪
ブライトバンドが出ているということは、地上が雨でも周辺の標高の高いところでは雪の可能性が高くなります。

3.リングの大きさが決め手
リングの大きさが小さくなるということは雪と雨の境目が低い高度に移ってきていることを示唆するため、地上でも雪に変化することが多いと言われています。

今後、レーダーを見る際のひとつの豆知識としてご参考ください。

雨雲や雪雲は減少傾向

九州山地や四国山地では雪やみぞれになっているところが多く、芝生にうっすらと積もっているところもあります。峠道などでは念のため、路面状態にご注意ください。

ウェザーニュース



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