提供:ウェザーニュース
■この先1週間の天気のポイント■
・日本海側は大雪に警戒
・週末は南岸低気圧が通過
・厳しい寒さが続く しっかり防寒を
日本海側は大雪に警戒
積雪の増加量予想 18日(金)朝まで
上空に非常に強い寒気を伴った低気圧が日本海から北陸付近へ接近、通過します。18日(金)朝にかけて、東北日本海側や北陸を中心に大雪に警戒が必要です。18日(金)朝までに最大で1m以上の積雪増加が予想されます。山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性が高まります。
低気圧の近傍では、雷や突風、霰(あられ)などの現象に警戒が必要です。広く風も強まり暴風となるおそれがあり、道路や鉄道など交通機関にも大きな影響が出るおそれがあるため、最新の気象情報を確認するようにしてください。
また、山陰や九州北部でも積雪に注意が必要です。
週末は南岸低気圧が通過
予想天気図 20日(日)9時
週末の19日(土)~20日(日)には、本州の南岸を低気圧が通過する予想となっていて、西日本や東日本の広範囲で雨が予想されています。関東の平野部で雪の目安とされる上空1500m付近で-3℃の寒気は東北付近まで退くため、関東の雪の可能性は低く雨が降ると見ています。
標高の高い山沿いを除いて雨が降る予想のため、積雪している地域では融雪災害にも警戒が必要です。
また、20日(日)の午後から週明けの21日(月)にかけて、低気圧は三陸沖を北上しながら急速に発達する見込みです。北日本では風が強まり、北海道を中心に暴風や猛吹雪となるのおそれがあります。低気圧の位置や発達度合い等はまだ予報に幅があるため、随時最新の見解をご確認ください。
厳しい寒さが続く しっかり防寒を
強い寒気の南下により、東日本や西日本を中心に平年より気温の低い日が多くなる見通しです。
例年であれば2月後半には季節外れの暖かさになる日も出てきますが、今年はまだしばらく寒い状況が続きそうです。特にシーズン真っ只中の受験生は、体調管理を万全に行うようにしてください。
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