千葉県警察本部
偽造したプリンター用のトナーカートリッジを純正品として販売したなどとして、千葉県警は17日、同県柏市のトナー販売会社「リューセイ」の社長山森敬造容疑者(74)ら男5人を商標法違反と詐欺の疑いで逮捕した。県警は、同社が約3年間で3万個以上販売し、約7億円を売り上げていたとみて調べている。
発表によると、山森容疑者らは昨年7月、NECのトナーカートリッジの中身を海外から輸入した安価なトナーに入れ替え、純正品と偽ってインターネットで個人に販売した疑い。
昨年7~9月には、エプソンのトナーカートリッジの製造年月日を偽ったり、リユース品をリコーの純正品と見せかけたりして販売し、商標権を侵害した疑いもある。県警は5人の認否を明らかにしていない。