六代目山口組二次団体『瀬戸一家』トップを逮捕 車のオークションで暴力団員の身分隠し落札した詐欺の疑い

逮捕された六代目山口組「瀬戸一家」の総裁・清田容疑者

　愛知県瀬戸市に本部を置く六代目山口組二次団体のトップを11日、愛知県警が逮捕したことが関係者への取材でわかりました。

　六代目山口組の司忍こと篠田建市組長(80)に駆け寄り、周囲に目を光らせる男…。逮捕されたのは、六代目山口組「瀬戸一家」の総裁・清田健二容疑者(64)です。

　清田容疑者は7年前、愛知県内で開かれた車のオークションで、暴力団員であることを隠し、普通乗用車1台をおよそ700万円で落札した詐欺の疑いが持たれています。

　清田容疑者が率いる「瀬戸一家」は、名古屋の「弘道会」などと同じ山口組の二次団体で、2021年の年末には本部事務所に、山口組の篠田組長やナンバー2の高山清司若頭も訪れていました。