危険な“ボンネット全開”走行…故障の可能性も
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(FNNプライムオンライン)
10日、さいたま市内の道路を走っていた車のドライブレコーダーがまさかの光景をとらえた。
後方には、ボンネットを開けたまま走る外国車の姿があった。
【画像】逆走に蛇行…危険運転を続ける“ボンネット全開車”
道路交通法の安全運転義務違反に当たる可能性があるが、外国車はこの状態のまま、黄色いセンターラインを越えて反対車線を逆走。
次々と車を追い越し、何の障害物もない場所でもセンターラインをはみ出して蛇行運転を続けた。
こうした危険な運転は少なくとも10分間にわたったといい、目撃した男性ドライバーは恐怖を感じたと話す。
目撃者「ありえない」
目撃者(50代):
あの状態で走るのは本当にありえないことだと思う。他の車とか歩行者に当たったりして、別の事故が起きたりしないかっていうのが一番心配でした。
このようにボンネットが開いた状態で運転はできるのだろうか。
同じ外国車を扱う、足立区のメンテナンス専門店「オート・プロ」で、運転席からの視界はどのくらい狭まるのか検証してみた。
ボンネットが開いた状態だと、運転席からの視界は大きく狭まり、のぞきこまないと前が見えないような状態に。
この状態で運転をしようとするとかなり危険だと考えられるが…
ドライブレコーダーの映像を見ると、車のボンネットはさらに大きく開き、“全開”になっているように見える。
なぜこの状態での走行になったのだろうか。
「オート・プロ」の松島茂代表は故障による可能性があると指摘した上で、このように注意を促している。
オート・プロ 松島茂代表:
人の手でここまで開けるっていうことはできないんで、何らかの形でバンと開いてしまったっていう状態だと思うんですけど。何らかの形で開いてしまったのであれば、横に止まってレッカー車を呼ぶとか、そういう風な対策をして乗らなきゃいけないってことですよね。
(「イット!」3月11日放送分より)
イット!