【ウクライナ侵攻】オデッサ出身の女性、攻撃される故郷の窮状に涙 姉妹都市横浜で戦争終結へ訴え

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【ウクライナ侵攻】オデッサ出身の女性、攻撃される故郷の窮状に涙 姉妹都市横浜で戦争終結へ訴え

オデッサ市ではロシア兵上陸に備え、第2次世界大戦の時と同じように市民がバリケードを作っていると説明するナタリアさん=横浜市役所

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 ナタリアさんは8年前に来日。今は両市の技術協力や文化交流を支援する仕事に携わっているという。

 ナタリアさんによると、オデッサ市は現在、空からのミサイル攻撃に加え、市南部に面する黒海沿岸をロシアの軍艦に囲まれている状態。波が高いためいまだ上陸は免れているが、隣のニコラエフ市にはすでにロシア兵が上陸しており、オデッサ市民は土のうを積み上げてバリケードを作り、最悪の事態に備えている。

 オデッサ市は会員制交流サイト(SNS)で「今日は高波でロシア兵は上陸できません。市民の皆さま安心してお休みください」と発信しているといい、ナタリアさんは「平和だった故郷にそのようなニュースが流れ、涙が出た」と話す。

 オデッサ市には両親と妹家族が残っている。大きな爆発があると窓が割れるため、電話のときは必ず窓から離れた玄関か風呂に移動するのだという。電話口からは爆発音が聞こえるが、家族はナタリアさんを悲しませぬよう「大丈夫、大丈夫」と気丈に振る舞い、母は「オデッサは私の故郷だから、何があってもここで死にたい。逃げたくない」と、胸の内をナタリアさんに明かした。家族や友達が心配でたまらず、テレビ電話で家族の顔を見ないと夜眠れないため、毎日連絡を取り合っているという。

 「一つお願いがあります」-。ナタリアさんが切り出したのは、在日ロシア人に向けたメッセージ。正しい情報が遮断されているロシア国内の人に向け、できるだけ情報を伝えてほしいという。そして、祈るように続けた。「皆で連帯すれば戦争が早く止まる可能性が高い。皆で声を上げて、この戦争を止めてほしい、平和になってほしい」

神奈川新聞社

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