元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」大使館に依頼された“会社”とは

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元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」大使館に依頼された“会社”とは

在日ウクライナ大使館前で、取材を受ける元航空自衛隊幹部自衛官(51)

■在日ウクライナ大使館は公式サイトで義勇兵を募集

元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」大使館に依頼された“会社”とは

義勇兵募集のツイート(大使館は2日付で投稿を削除)

ウクライナ大使館のSNS投稿を見て、翌日応募したのは、元航空自衛隊の幹部自衛官のOさん(51)です。

元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」大使館に依頼された“会社”とは

ウクライナ大使館とのメッセージ(Oさん提供)

「ウクライナに対するロシア侵攻に憤りを感じています。ウクライナの皆様に協力できることがあれば、航空自衛隊25年弱の経験を活かせたらと思います。航空作戦、輸送、気象、教育などが専門でした。」2日後に、大使館のアカウントから“電話番号”が案内され、直接問い合わせるよう言われたといいます。

■元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」

元自衛官が語る「私がウクライナ義勇兵に志願したワケ」大使館に依頼された“会社”とは

在日ウクライナ大使館を訪ねるOさん(51)

現在は独身で、子供は成人しているといいます。

記者が「なぜ、義勇兵を志願したのか」を聞くと、「プーチン大統領の侵略行為に強い憤りを感じた。自分は約25年間自衛隊にいて、かつて航空自衛隊で作戦の立案に携わり、イラクやドバイなど中東での国際貢献活動に関わった。また、武器使用の教官などの実績もあるので、ウクライナでも隣国のポーランドでも、必要とされる場所に行って、命をかけて戦いたい。」「具体的にどんなことをしたいか」という問いに対し、

「例えば、ウクライナの人々に銃の使い方を教えることができる。これまで銃を手にしたことのないウクライナ人が多いだろうから、銃をどう有効的かつ安全に使うかを学ぶ必要がある。」さらに、「日本国として軍事的にウクライナを応援できない分、個人としてやりたい。将来的に、核を持つ中国、北朝鮮が日本に攻めてくる可能性がある中、こういう時こそ、国際社会に対し日本人は何にもしない訳にはいかない。」と話します。

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