14歳の少女が落下して死亡したオーランド・ICONパークのフリーフォール(AP)
米フロリダ州の遊園地「ICONパーク」で25日、人気のアトラクションとなっていた高さ131メートルの「フリーフォール」でミシシッピ州からやって来ていた14歳の少女が座席から滑り抜けて落下。病院に搬送されたものの死亡が確認された。
【写真・別カット】14歳の少女が落下して死亡したオーランド・ICONパークのフリーフォール
死亡したのはタイリー・サンプソンさんで、AP通信が男性の目撃者の証言として伝えているところによれば、サンプソンさんは「フリーフォール」が落下してブレーキがかかっているときに、座席から飛び出して落ちたものと見られている。
当時の現場を撮影した動画では、アトラクションがスタートする直前に乗客がシートベルトが締まらないと訴える場面があるが、サンプソンさんの落下と関係があるのかは不明。目撃した女性によれば、サンプソンさんは地面にうつ伏せになっていて、脚と腕を骨折していたと語っている。
「フリーフォール」の落下速度は最大で110キロ以上となるが、現在、警察当局では落下が偶然なのか故意だったのかを捜査中。この事故を受けて「フリーフォール」と、同様の機能を持つ別のアトラクションは運行を停止した。