東京ディズニーランドのシンデレラ城。1983年のオープン時からパークのシンボル的存在となってきた
2022年4月15日に東京ディズニーランドが39周年を迎えた。SNSでは、ハッシュタグを付けてパークでの思い出を振り返る投稿が数多く寄せられている。オープン当初の写真を載せるなど、時代の流れを感じさせるツイートもある。その中で、“あるアトラクション”に様々な反応が寄せられていて、存在自体を「知らなかった」という声もある。いったい、どのアトラクションなのか。【ハフポスト日本版編集部】
【画像集】懐かしすぎる…かつてTDLあった「ロープウェイ」と、開園当初と現在のマップの比較
1983年のオープン以降に変化の多いトゥモローランドに着目してみた
2017年で終了したトゥモローランド内にあったアトラクション「グランドサーキット・レースウェイ」(2016年撮影)
東京ディズニーランドは1983年4月15日、千葉県浦安市にオープンした。日本で初めてのディズニーテーマパークだった。
年度別の来園者数の推移を見ると、初年度の来園者数は993万人だったが、確実にファンやリピーターを増やし、2013年度には東京ディズニーランドと東京ディズニーシー合わせて3000万人を超えるまでになった。
パーク内のアトラクションは時代とともに変わってきた。変化の多いエリアの1つがトゥモローランドだ。
オープン当初に存在したのは、以下の8つのアトラクション。
「スペース・マウンテン」、「グランドサーキット・レースウェイ」、「スタージェット」、「エターナル・シー」、「マジックカーペット世界一周」、「(ファンタジーランド行き)スカイウェイ」(※ファンタジーランド側からはトゥモローランド行き)、「ミート・ザ・ワールド」「スターケード」
このうち、現在も残っているのは「スペース・マウンテン」のみで、オープン当初からは2つ減って、今は6つのアトラクションを中心にエリアが構成されている。
ロープウェイの存在「知らなかった」の声も…
開業当初から1998年まで存在したロープウェイのアトラクション写真(2013年の「東京ディズニーリゾート・ブログ」より)
SNSで注目されているのが過去にパークにあった「スカイウェイ」という、ファンタジーランドとトゥモローランドを結んでいたロープウェイのアトラクションだ。
公式サイトに掲載されているオープン当初のマップと現在のマップを比較すると、「スカイウェイ」は現在のファンタジーランドにある「美女と野獣エリア」付近を通っていたことが分かる。
さらに、マップ全体を比べてみるとアトラクションや施設も、39年の時を経て大きく変わっているのが一目瞭然だ。