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北海道・知床半島沖で発生した観光船の事故で、海上保安庁は発生当日の午後3時頃に、第一管区海上保安本部が乗客名簿にあった13件の携帯電話番号に電話したものの、すべて通じなかったことを明らかにしました。
乗客乗員26人が乗った観光船「KAZUI」は23日午後2時すぎ、会社に「30度傾いている」と連絡したのを最後に消息が途絶え、これまでに11人の死亡が確認されています。
また国土交通省は今回の事故を受けて25日、全国の旅客船事業者に対し、緊急安全点検を始めました。小型の船を運航している事業者を中心に、地方運輸局などの職員が、事業者が自ら作成している「安全管理規程」を守っているかどうか、旅行客が増えるゴールデンウィークが始まる前に集中的に点検するとしています。
TBSテレビ