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熊本県・八代市の秀岳館高校のサッカー部の寮で、男性コーチが、男子部員に暴行を加えたとされる問題で、末松文部科学大臣は、けさの閣議後の記者会見で「 暴力があったのは大変遺憾。部活で指導の一環として暴力があるのは決して許されない。私も動画を見たが、未だに、ああいったことがあるのは驚いたし、落胆している」と心境を述べた。その上で「詳細は調査中で、部活動における暴力を根絶する取り組みをに進めていく」との考えを示した。
この問題は、20日夕方、秀岳館高校のサッカー部の寮で、30代の男性コーチが、3年生の男子部員に暴行を加えたとされるもの。学校側には、翌21日、「生徒が暴行を受けている動画がSNSに載せられている」との情報提供が寄せられていた。
秀岳館高校のサッカー部は、全国大会に出場経験のある熊本県内屈指の強豪校。指導者も複数いるという。この件では、警察も、関係者から事情を聴くなどしている。