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山梨県道志村のキャンプ場近くの山中で発見された人の右肩甲骨について、県警は14日、このキャンプ場で2019年に行方不明になった当時小学1年の小倉美咲さん(千葉県成田市)のものと断定したと発表した。DNA型鑑定で判明した。県警は、医師の見解などを踏まえ、美咲さんが死亡しているとの見方を示した。
【写真】頭部の骨が見つかった現場の近くには袋が置かれていた
小倉美咲さんが行方不明となったキャンプ場付近(2日午前11時4分、山梨県道志村で、読売ヘリから)=伊藤紘二撮影
キャンプ場は山道で沢の上流付近とつながっているという。ある県警幹部は「道に迷ってキャンプ場に戻れなくなり、滑落してしまったのではないか」と推測する。骨や靴などが複数の場所から見つかっていることについて、「死後、野生動物が運んだ可能性もある」と話す。
一方、美咲さんが行方不明になった当時、捜索に参加したという同村の猟師(76)は「小学1年の子供が沢の近くまで登るとは考えられない」と指摘する。
骨などの発見場所は、3年前から何度も捜索が行われた範囲内だった。捜索は子供が歩いて行ける範囲を想定しながら実施された。現場はザイルなしでは立ち入れないほど急峻(きゅうしゅん)な斜面で、捜索に携わった別の県警幹部は「斜面には自衛隊も入っていたが、当時はどこに何があるかわからない状態だった」と振り返った。
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