もう西側と関係持たないなんて言わないよ絶対。
ロシア経済、前途は多難 制裁が効き目
6/19(日) 12:21配信 BBC News
スティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長、モスクワ
「ロシアで最も手頃な新型車です。名前は……反制裁車です!」
これはロシアの国営テレビが、西部の工業都市トリヤッチの生産ラインから出てきた、さほど改良されたとは言えない新型のラーダを、努めて前向きに紹介した時の売り文句だった。
「最も手頃な」は、おそらく唯一のセールスポイントだ。西側の制裁によって、ロシアの自動車メーカーは、かつて輸入していた部品をすべて輸入できずにいる。そのため、「反制裁」のラーダ・グランタには、エアバッグも、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)も、横滑り防止装置(ESC)も、シートベルト・プリテンショナーもない。
ウクライナ侵攻から4カ月近くたち、新型のラーダはある意味、ロシア経済を象徴している。部分的に欠けてはいるが、それでも機能し続けている。
「それでも機能している」のは大したものだ。ロシアは現在、世界で最も制裁を科された国となっている。データサービス会社スタティスタによると、ロシアの個人と企業を対象とした制裁は1万500件を超える。うち7500件以上は、ここ4カ月間に実施された。
戦争が始まってこれだけたてば、今頃はもうロシア経済の歯車は完全に外れてしまっているはずだと、一部の専門家が予想していたのも無理はない。
モスクワのコンサルティング会社マクロ・アドバイザリーのクリス・ウィーファーさんは、「この規模の国際的な制裁をいきなり科されていたら、経済は崩壊していただろう」と話す。
「だが、ロシアは2014年以降、段階的に制裁を経験してきた。そのレベルはかなり強まっているが、ロシアはいつでも制裁に対応していたという面もある」
「その上、供給の寸断を各国が恐れているため、ロシアはエネルギーや原材料の輸出でこれまで以上に稼いでいる」と、ウィーファーさんは言う。
「今年は5月までに、経常収支の黒字が過去最高の1100億ドル(約15兆円)に達した。その金は軍事に使うほか、国営企業への補助金に充てて、失業率の急上昇や所得の過度の下落を防ぐこともできる」
資本規制によってルーブルの価値は上がり、インフレも緩和し始めている。だが、この先には深刻な不況が待ち受けている。ロシア経済は今年、最大10%縮小すると予想されている。
ロシアの消費者は、その全面的な影響をまだ実感していない。モスクワのスーパーの棚は、まだかなり埋まっている。ただ、一部の輸入品は手に入らなくなっている。
変化が最も明らかなのは、モスクワのショッピングセンターだ。かつてはにぎわっていたのに、今ではだいぶ静かだ。客はわずかで、品ぞろえも少ない。多くの外国ブランドは、ウクライナ侵攻への抗議として、ロシアでの事業を停止または完全撤退した。多くの店でシャッターが下りている。
私は街で、ニキータさんというタクシー運転手に出会った。彼は勤務先の小型タクシー会社について、前途多難だと予感する。
「タクシーはあっという間に古くなるから、タクシー会社は頻繁に車両を換えなくてはならない」とニキータさんは説明する。「でも戦争が始まってからは、車のルーブル価格がとんでもなく上がってしまった。だから私たちのタクシー会社には当分、新車は入らない。古い車を使うしかない」
では、「反制裁車」は解決策になるのかだろうか。少なくともニキータさんは、急いで買うつもりはない。
「エアバッグがついていたとしても、ラーダ・グランタはとても小さくて、乗り心地は良くない」からだという。
ロシアの経済苦境は、同国政府が考えを改めることにつながるろうか? ウクライナでのロシアの攻撃終了を早めることになるだろうか? 制裁は機能しているのだろうか?
「目的が、経済や金融の危機を作り出して行動を変えさせることなら、答えはノーだ」と前出のウィーファーさんは考えている。
「ロシアは危機を経験していない。だが、経済的な消耗の時期に入りつつある。秋冬までには、より厳しい現実に直面する。とりわけ、ヨーロッパによるロシア産石油・石油製品の禁輸の効き目が出て、政府が支出を減らさざるを得なくなった時が問題だ。ロシアは今後2~3年は、経済の停滞を避けられない。問題は、それが10年続くのかどうかだ」
「ロシアは西側の技術を輸入できずにいるが、それを自国で代替できない。中国は、制裁対象に含まれる技術をロシアに提供しないと明言している。そのようなことをすれば、二次制裁を受けるかもしれないからだ」
「ロシア経済が機能しなくなるとは思えない。ただ、技術と効率のレベルはかなり下がるだろう。世界との差は一段と広がっていく。ロシア経済は取り残されるだろう」
(英語記事 Russia’s economy buckles up for a bumpy ride)
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ワトソン君ロシア製なんて、絶対危険です!
西側との関係を1つ1つ潰してセンチメンタルに
黒井こうしてロシアが西側との関係断絶で苦しんでるのを見ると、まるで西側との痕跡を1つ1つ潰して感傷に浸ってるセンチメンタルな歌手Mの歌に出てくる哀れな男みたいに思えてくる。
ワトソン君その歌、何でしたっけ?
黒井「西側がいないと何もできないわけじゃない!お湯を沸かしたけど英国産の紅茶のありかが分からないし、米国産のクッキーもフランス産のマカロンもないけど!自動車だって作れたもんね!あまり安全じゃないけど!西側の会社が作ったなら文句も言えたのになあ!」
ワトソン君思い出しました(笑)
黒井「サヨナラと言いながら国連人権理事会を脱退して、その後君達にミサイルを発射した!いつもより西の方の眺めがいい気がする!まだガスパイプラインは繋がってるけど!強がりだけど、もう西側と関係を持たないなんて言わないよ絶対!」
ワトソン君適当だけど面白いです(笑)
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・自動車よりももっと危険なのは飛行機です。アメリカのボーイングやヨーロッパのエアバスの部品が使われてます
・ロシア経済を縮小させて、生活水準を世界から取り残させると思います
・ソ連崩壊の時と近い状態になりそうです。軍拡競争と石油価格の低下が原因でした
・経済制裁は、これからボディーブローのように効いてくると思います
黒井冬がはじまるよ ほらまた東側で~♪
ワトソン君Mさんの歌詞で遊ぶのをやめて下さい(笑)
ワトソン君ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります!領土割譲です!さようなら!