滋賀県彦根市議会は19日、市のキャラクター「ひこにゃん」の活動関連費約5千万円などが盛り込まれた今年度一般会計当初予算案を賛成多数で可決した。当初予算案は3月に市長と市議会の対立でいったんは否決され、ひこにゃんは活動休止の危機に陥っていたが、引き続き活動できるようになった。
当初予算案が否決された代わりに可決された4~7月の暫定予算には活動関連費が計上されず、ひこにゃんの運営を委託されている同市の一般社団法人「日本ご当地キャラクター協会」がインターネットなどで資金を募り、自主的に活動を続けていた。