実業家・宮崎麗果氏、1.5億円脱税で在宅起訴 – 華麗なる経歴の裏で何が

元パフォーマー黒木啓司氏の妻であり、実業家として活躍する宮崎麗果氏が、東京国税局に約1億5000万円を脱税したとして刑事告発され、世間を騒がせています。華やかな“セレブ”としてのイメージを持つ彼女が直面している今回の事態は、多くの注目を集めています。

東京国税局に刑事告発された実業家・宮崎麗果氏東京国税局に刑事告発された実業家・宮崎麗果氏

事件の概要と告発の詳細

報道によると、宮崎麗果氏は約4億9000万円の所得隠しを指摘され、法人税など約1億5000万円の脱税容疑で在宅起訴されました。その手口は悪質で、取引先にSNS運用業務を行ったと虚偽の領収書を作成させ、架空の業務委託費を計上していたとされています。脱税で得た資金は、ブランド品の購入など私的な消費に充てられていたと伝えられています。

宮崎氏自身は12月24日に自身のInstagramを更新し、過去の税務申告における過少申告を指摘されたことについて謝罪の意を表明しました。

宮崎麗果氏の経歴と「セレブ」な生活

コスメブランド事業を中心に手掛ける実業家である宮崎氏は、その美貌と“セレブキャラ”を活かし、SNSインフルエンサーとしても精力的に活動してきました。

彼女の経歴は多岐にわたります。元参院議員・白眞勲氏の長女として知られ、幼少期は都内のインターナショナルスクールに通い、小学校高学年からアメリカへ移住。高校時代に帰国し、バイリンガルとしての才能を発揮しました。大学時代には「キャンパスナイトフジ」や「芸能★BANG」などのバラエティ番組に出演する“セレブタレント”として活躍し、当時から家賃30万円の高級マンションに暮らしていたとされます。

その後、2度の結婚と離婚を経験し、シングルマザーとなったことを機にコンサルティング会社を設立。現在では3つの会社を経営し、最近のインタビューでは年商25億円に上ると明かすなど、そのビジネス手腕も高く評価されていました。

SNS投稿の削除と周囲の反応

これまでの宮崎氏のSNSでは、フェラーリなどの高級外車の購入報告や、エルメスをはじめとするハイブランドバッグのコレクションなど、華やかな私生活がオープンにされてきました。しかし、今回の国税局の調査を受けてか、そうした豪華な生活を匂わせる投稿の多くが削除されています。黒木啓司氏との間に生まれた2人の子どもとの家族写真も軒並み削除されており、報道による世間の注目を意識した動きと見られます。

本件について、宮崎氏の父である白眞勲氏にコメントを求めたところ、「現在、裁判を控えており、弁護士より、私個人としては一切のコメントを差し控えるよう指示を受けております」と回答があり、詳細な言及は避けられました。

今後の展開

宮崎氏は25日には「現在、裁判を控えており、事実関係の詳細についてはお答えできないことをご理解ください」と呼びかけるなど、各所への対応に追われている様子が伺えます。これまで華麗な「セレブ人生」を披露してきた宮崎氏が、今回の脱税事件を機にどのような展開を迎えるのか、今後の司法の判断と共にその動向が注目されます。


Source: Yahoo!ニュース