元乃木坂46の高山一実と人気YouTubeチャンネル「QuizKnock」のメンバー、ふくらPが12月27日に離婚を発表した。昨年七夕に結婚を報告してからわずか1年半。約500日という短い結婚生活に終止符が打たれたことに、ファンや関係者の間に衝撃が広がっている。
「Qさま婚」として注目された結婚
高山一実さんはかねてよりQuizKnockの大ファンであることを公言しており、かつてはファンブックにも登場するなど、熱心なファンとして知られていた。元アイドルである高山さんとふくらPは、高山さんがグループ卒業前から出演していたクイズ番組「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)で共演を重ね、交際に発展。結婚発表時には「Qさま婚」とも称され、クイズ好きの二人らしい“謎解き”要素を盛り込んだ報告も話題を呼んだ。
結婚後も番組共演があるなど、公私ともに仲睦まじい姿を見せていたことから、おしどり夫婦のイメージが強かった二人。それだけに、今回の突然の離婚発表は多くの人々を驚かせた。
元乃木坂46の高山一実さん
離婚の背景にある「価値観の違い」と多忙な日々
高山さんとふくらPは双方のSNSで同日、「夫婦間で前向きに話し合いを重ねた末、婚姻関係を解消する運びとなりましたことをご報告いたします」とコメントを発表。離婚理由の詳細には触れていないものの、スポーツニッポンの報道によれば「価値観の違い」が大きな要因だったという。
高山さんのInstagramには頻繁に海外を訪れる様子が投稿されているが、そこにふくらPの姿は見られない。高山さんはタレント業に加え、文筆業など多岐にわたる活動を展開しており、一方のふくらPもYouTube関連やタレント業で多忙を極める売れっ子だ。互いに多忙な日々を送る中で、すれ違いが生じてしまった可能性が指摘されている。
結婚報告投稿に残る「不穏な温度差」
二人の間に生じた「すれ違い」は、昨年の結婚報告投稿にも見て取れる。ふくらPの投稿は現在も残されているが、高山さんの投稿はすでに削除されている状態だ。結婚報告では、二人が投稿した画像を重ねることが“謎解き”のヒントになるとされていたため、片方だけが残されている現状に違和感を覚える人も少なくないようだ。
500日間の結婚生活、円満離婚の様相も
離婚発表と同日、ふくらPは昨年11月に投稿した高山さんとの共演動画「謎の謎解き宝箱が届いたので2人で解いていく」の概要欄を更新した。「2025/12/27追記:『この動画消した方がいいー?』って確認したんですが『あ、全然大丈夫だよ~』って言ってたのでそのまま残しております」と、高山さんとのやり取りを思わせる内容を記している。
このやり取りからは、比較的円満な形での離婚であったことがうかがえる。しかし、わずか500日ほどの結婚生活に、一体何があったのか。公には語られていない「価値観の違い」の具体的な内容や、多忙なスケジュールがもたらした影響など、その背景にはさまざまな憶測が飛び交っている。短い期間での決断は、互いの未来を尊重した結果なのかもしれない。





