ウクライナ、ドゥギナ氏の告別式はプーチンへの忠誠心を示すショー

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ウクライナ軍特殊部隊の犯行だとロシアが主張するドゥギナ氏の告別式はゼレンスキー政権への批判で溢れ、まるで彼女の告別式は「プーチンやウクライナ侵攻への忠誠心を示すショーだ」とウクライナメディアは報じている。

彼女の告別式はプーチンやウクライナ侵攻への忠誠心を示すショーだと主張するウクライナメディア

プーチン大統領の世界観に影響を及ぼしたと言われる国家主義思想家のドゥーギン氏の娘、ドゥギナ氏が運転する車が爆破された事件についてロシア連邦保安庁は「ウクライナ軍特殊部隊の犯行」と断定、彼女の告別式に出席した下院副議長のスルツキー議員はナチス・ドイツのスローガンを連想させる「1つの国家、1人の大統領、1つの勝利」というフレーズを口にして、ナチズムから解放されたキーウの通りに「ドゥギナ」の名前を付けることを提案。

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ウクライナ侵攻を支持する公正ロシア党のミロノフ党首も「ドゥギナ氏殺害に関与した者を法定で裁く必要があり、ファシズムの隠れ家は破壊しなければならない。残念ながらその隠れ家はキーウにあり、このファシズムの生みの親はワシントンにいる」と主張、TV司会者でクレムリンの宣伝担当と揶揄されるキセリョフ氏も「さらにロシアは強くならなければならないし、妥協することなくウクライナの非ナチ化や非軍事化を進めなければならない」と告別式の出席者に呼びかけた。

ドゥギナ氏の父親も改めてウクライナとの戦いを支持して「国民が支払う代償は勝利によってのみ正当化される」と主張しており、ウクライナメディアは「彼女の告別式はプーチンやウクライナ侵攻への忠誠心を示すショーだ」と報じている。

このような国内世論を反映して「ロシア軍がウクライナの独立記念日(24日)に民間施設や政府施設への大規模攻撃を行うのではないか」と懸念されているが、露メディアのInterfaxは23日「ウクライナ軍の砲撃がドネツク人民共和国の政府庁舎(指導者プシーリンの執務室がある建物)に命中した」と報じており、共和国側は「ウクライナ軍の砲撃は政府庁舎だけでなくアパートやショッピングセンターに向けられ、使用されたのはNATO規格の砲弾だった」と主張しているので非常に不気味だ。

ドゥギナ氏殺害の件も政府庁舎攻撃の件も「ウクライナの民間施設や政府施設を攻撃するための布石」としか映らず、ウクライナ国防安保委員会のダニロフ氏は「侵攻作戦への支持を再び高めるためロシアは自作自演のテロ攻撃を計画している。ウクライナはロシアとは違い民間人を標的したりしない」と述べており、大規模な偽旗作戦がロシア国内で進行中なのかもしれない。

因みに日本時間の午前6時頃にウクライナは独立記念日の24日を迎える。

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※アイキャッチ画像の出典:euronews

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