ギリシャ軍、クレタ島配備のS-300でトルコ空軍機にレーダー照射か

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トルコ国防省の関係者は「エーゲ海を飛行中のトルコ空軍機がギリシャ軍のS-300にレーダー照射された」と明かし、NATOの交戦規則に従えば敵対行為だと主張している。

一部のNATO加盟国がS-400を購入したトルコをいまだに批判しているが、S-300の運用を続けるギリシャには何も言わない

匿名を条件に現地メディアの取材に応じたトルコ国防省の関係者は「今月23日、エーゲ海と東地中海上空で任務を遂行中のトルコ空軍機がギリシャ軍のS-300にレーダー照射された」と明かし、この行為はNATOの交戦規則に従うと「敵対行為だ」と主張している。

ギリシャ軍が運用するS-300とは1996年に発生したカルダック事件後、トルコにも武器を供給していた米国の方針に不満を抱いたギリシャがS-300導入を決断、形式上はキプロス共和国がロシアからS-300を導入して配備した形だが、トルコを含む西側諸国の批判に直面したギリシヤはS-300を買い取る形でキプロス島からの撤去に応じた。

しかしギリシャは引き取ったS-300をクレタ島に配備して運用を続けており、今回S-300を構成するレーダーシステムにトルコ空軍機が嫌がらせを受けたという意味で、トルコメディアは「一部のNATO加盟国がS-400を購入したトルコをいまだに批判しているが、S-300の運用を続けるギリシャには何も言わない」と不満を漏らしている。

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因みに2020年5月にはエーゲ海上空で、ギリシャのパナギオトプロス国防相が搭乗したNH90がトルコ空軍のF-16Cに追いかけ回されるという前代未聞の事件が発生、この行為にギリシャは抗議したがトルコは事件を否定して「通常のパトロール飛行を誇張して両国間の緊張を高めようとしてもギリシャが得るものは何もない」と主張、そのためギリシャ空軍は問題のF-16Cを追い払うため出撃したミラージュ2000の映像を公開して注目を集めたことがある。

公開された映像を見ると両国の戦闘機は実戦さながらのドックファイトを演じており、ギリシャ空軍のミラージュ2000はトルコ空軍のF-16Cを空対空ミサイルと固定機銃でロックオンしているため、両軍の戦闘機は交戦したといっても過言ではない。

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※アイキャッチ画像の出典:Greek Air Force

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