中国・成都で、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)のため閑散とした通り(2022年9月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】中国・四川(Sichuan)省の省都・成都(Chengdu、人口約2100万人)は、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、先週から事実上のロックダウン(都市封鎖)を継続している。
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市当局によれば、市内では1日、157人の新規感染者が確認された。うち51人は無症状だった。市は、同日午後6時から「原則的に自宅待機」するよう全住民に通達した。
市によれば、1世帯につき1日に1人が食料品や生活必需品を買うために外出できるが、24時間以内の陰性証明を提示する必要がある。また、不要不急の用事がない限り市内から出ることはできない。
中国の学校では新学年が始まったが、国営メディアによると、国内では少なくとも10か所の都市と省でオンライン授業に切り替えられた。
上海の小売り大手イケア(IKEA)では先月、新型コロナの濃厚接触者の訪問が判明したことから当局が店舗を封鎖しようとしたところ、パニックになった人々が脱出しようと出口に殺到して大混乱になる出来事があった。【翻訳編集】 AFPBB News