タイ空軍、Mk.82をGPS誘導兵器に変換する韓国版JDAM=KGGBを導入

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ジェーンズの取材に応じた韓国のLIG Nex1は「タイ空軍がKGGBの新たな顧客になった」と明かし注目を集めており、これでKGGBを導入した国は3ヶ国目となる。

戦闘機や軽攻撃機を国産化する韓国もトルコが狙う誘導キット輸出、非米国製の誘導キットを採用する国は今後も増加する可能性が大

韓国のLIG Nex1はバンコクで開催された防衛装備の見本市「Defence&Security 2022」に参加、新たに開発した12.7mm機関銃を搭載するRCWS(国産の対戦車ミサイルや対空ミサイルを搭載可)を披露した一方で、Mk.82をGPS誘導兵器に変換するKGGB=Korea GPS Guide Bombも展示していたが、ジェーンズの取材に応じた関係者は「タイ空軍がKGGBの新たな顧客になった」と明かした。

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タイ空軍はT-50THを計12機運用中(2021年に2機を追加発注)で、2019年にT-50THを軽攻撃タイプに変更するためEL/M-2032やレーダー警報受信機の統合を発注していたが、この機体で使用する精密誘導兵器を取得するためKGGBの導入を決めたらしい。

単純に言えば米国製のJDAM(到達範囲28km)を国産化したものがKGGBで、主翼を備えたKGGBは最大103km先(運用高度や速度で異なる)の目標を攻撃できるため、どちらかと言うと実用化が見送られたJDAM ERに近く、韓国空軍はKGGBをF-4、F-5、F-15K、KF-16、FA-50で運用しており、サウジアラビア空軍もKGGBをトルネードIDSとタイフーンで運用中だ。

タイ空軍、Mk.82をGPS誘導兵器に変換する韓国版JDAM=KGGBを導入

出典:한국항공우주산업

タイ空軍が採用したことでKGGBを導入した国は3ヶ国目となり、トルコも無誘導爆弾を精密誘導兵器に変換する誘導キット「HGK」を開発して海外輸出を狙っており、非米国製の誘導キットを採用する国は今後も増加するのだろう。

インドネシア空軍に続きタイ空軍も韓国からT-50を追加導入すると発表

 

※アイキャッチ画像の出典:LIG Nex1

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