ハナ銀行本店のディーリングルームに取引時間中の為替レートなどが表示されている=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】7日のソウル外国為替市場で、韓国通貨ウォンは前日比12.5ウォン安の1ドル=1384.2ウォンで取引を終えた。終値としては2009年3月30日(1391.5ウォン)以来、約13年5か月ぶりの安値水準となった。
ウォンはこの日、前日比5.3ウォン安の1ドル=1377.0ウォンで寄り付くと直後に1380ウォン台に乗り、午後に一時1388.4ウォンまで下落した。外国為替当局が市場点検のための会議を開くと伝わると、急落がやや落ち着いた。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官がウォン安進行により外国為替市場の不確実性が拡大することは望ましくないとの認識を示し、必要に応じて市場の安定措置を取ると表明したことも、下落に一定の歯止めをかけたとみられる。
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