ロシア国防省、ウクライナ北東部ハルキウ州の部隊「再編成」と発表
ウクライナ軍の反転攻勢を受けて、ロシア国防省はウクライナ北東部ハルキウ州の部隊を再編成すると発表した。事実上の撤退とみられる。
【映像】志願兵“ノルマ1万人”の衝撃 戦闘拒否の兵士多数か ロシア軍
ロシア国防省は10日、ウクライナ北東部ハルキウ州のバラクレヤとイジューム地域について、部隊を再編してドネツク地方での取り組みを強化すると述べた。バラクレヤとイジューム地域からの撤退を認めたものとみられる。
一方、ウクライナ国防省は10日、兵士らがバラクレヤの市庁舎に国旗を掲げる動画を公開した。動画では、軍の司令官が「次に奪還するのはすでに半分取り戻した要衝クピャンスクと、イジュームだ」と述べるなど、士気を高める様子が映っている。
また、ゼレンスキー大統領は9月に入ってから約2000平方キロメートルの領土をロシア軍から解放したと明らかにした。(ANNニュース)