旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間で発生した軍事衝突を巡り、ロシアのプーチン大統領は16日、調停仲介に向けた「手段」を有していると述べた。代表撮影(2022年 ロイター)
[サマルカンド(ウズベキスタン)/モスクワ 16日 ロイター] – 旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間で発生した軍事衝突を巡り、ロシアのプーチン大統領は16日、調停仲介に向けた「手段」を有していると述べた。
一方、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は16日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議の際にプーチン大統領と会談し、アルメニアとの国境紛争は「安定化」し、ここ2日間は停戦状態にあると述べた。
ただプーチン大統領は、緊張緩和は「良いこと」だが、状況はまだ緊迫しているとの見解を示した。
アゼルバイジャンとアルメニアの両国によると、今回の軍事衝突では200人以上の兵士が死亡した。