エリザベス女王 国葬 天皇陛下らご参列

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エリザベス女王 国葬 天皇陛下らご参列

【写真】英女王の国葬が執り行われたウェストミンスター寺院

ロンドン市内は18日から大規模な交通規制が敷かれ、厳戒態勢に入った。ロイター通信などによると、19日は女王を悼む人らが100万人規模で集まると見込まれる。警察官1万人以上が動員され、2012年のロンドン五輪を上回るロンドン史上最大の警備態勢となる。国葬当日は休日となり、英国内の商業施設や観光施設は営業を取りやめる。

国葬に先立ち、英政府は18日夜に1分間、女王をしのんで黙禱(もくとう)をささげるよう国民に呼びかけた。

天皇陛下は18日、英議会議事堂ホールをご訪問。安置されている女王のひつぎにお別れのあいさつをされた。

国葬はウェストミンスター寺院で約1時間営まれる。葬儀後、女王のひつぎは霊柩(れいきゅう)車でロンドン郊外のウィンザー城に運ばれ、城内の聖ジョージ礼拝堂の一角に埋葬される。

国葬はテレビやインターネットで生中継される予定だ。英紙エクスプレスなどによると、国葬の世界の視聴者数は、1997年に営まれたダイアナ元皇太子妃の葬儀(推定25億人)よりも多い41億人になると予想されている。

エリザベス女王は1952年2月に王位継承。53年6月に戴冠(たいかん)した。2007年12月20日、英史上最高齢の君主となり、15年9月9日、在位期間が英史上最長になった。

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