[ad_1]
【ロンドン=板東和正】国葬を終えたエリザベス英女王のひつぎが19日夜、ロンドン郊外のウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂に埋葬された。昨年4月に死去した夫、フィリップ殿下とともに納められた。大勢の市民が周辺に駆け付け、英史上最長の約70年にわたり在位した女王に最後の別れを告げた。
国葬終了後、新国王チャールズ3世(73)らが葬列を組んで行進。ひつぎは霊柩(れいきゅう)車でロンドン郊外のウィンザー城に運ばれた。城内の聖ジョージ礼拝堂では埋葬前の礼拝が行われ、ひつぎの上に供えられていた王冠などが取り去られた。礼拝後、ひつぎは礼拝堂の王室地下墓所に降ろされ、故フィリップ殿下のひつぎとともに埋葬された。
国葬には、チャールズ3世ら英王室メンバーやトラス首相らが参列。天皇、皇后両陛下も参列され、バイデン米大統領ら各国から約500人の元首や首脳らが出席した。出席者は外国の要人を含めて2000人ほどに上った。
女王は8日午後、滞在先の英北部スコットランド・バルモラル城で96歳で死去した。女王の在位期間は約70年7カ月にわたり、歴代の英国君主で最長。世界の存命する君主の中で最高齢だった。王室を変革しながら君主制存続に貢献し、英国民だけでなく世界の敬愛を集めた。
[ad_2]
Source link