【ベルリン時事】ロシアの部分的動員令をめぐり、ウクライナを支援する欧州諸国は21日、ロシアは「侵略失敗を認めた」(ウォレス英国防相)などと、ロシアの窮地を表しているとの冷静な反応を示した。
ウォレス氏は声明で「いくら脅しやプロパガンダを続けても、ウクライナが勝利しつつあることや、国際社会の団結、ロシアが世界ののけ者になっている事実は隠せない」と強調した。
ドイツのシュトラックツィマーマン下院国防委員長はツイッターで、「部分的動員令で、われわれが神経質になる必要はない。ウクライナの成功と、ロシアの弱さを示しているにすぎない」と指摘した。