ブルキナファソのダミバ大統領=2月16日、ワガドゥグ(EPA時事)
【ワガドゥグAFP時事】ブルキナファソのダミバ大統領は1日、大統領府のフェイスブックに声明を掲載し、自身の追放を発表した反乱部隊に対し「正気に戻れ」と求めた。
クーデターの報道後、初めて健在を主張し「不要な兄弟殺しの回避」を訴えた。
反乱部隊は9月30日、権力掌握を宣言した。ただ、翌1日にはダミバ氏が「フランス軍の基地」から反撃を計画しているとテレビを通じ警戒を呼び掛けた。
ダミバ氏は声明で、仏軍基地への避難を否定し「世論の操作」を非難した。軍は、反乱部隊の主張を無視し「内部対立」にすぎないと距離を置いている。