ロシア、核兵器使用はバランス取れたアプローチ取る=大統領府


ロシア、核兵器使用はバランス取れたアプローチ取る=大統領府

 10月3日、ロシア大統領府のぺスコフ報道官(写真)は、ウクライナでの核兵器使用を巡る問題については感情ではなく「バランスの取れた」アプローチが望ましいとの見解を示した。ウズベキスタン・サマルカンドで9月に代表撮影(2022年 ロイター)

南部チェチェン共和国のカディロフ首長が先週末、ロシア軍司令部を批判し「小規模な核兵器」の使用を求めたことについて、オンライン会見で記者団から質問に答えた。

ぺスコフ氏は「これは非常に強い感情を呼び起こす瞬間だ。地方の首長には意見を表明する権利がある」とした上で「しかしあらゆる評価を下す際には、たとえ困難な時であっても感情は排除されるべきだ」と指摘。「われわれはバランスのとれた客観的な評価に忠実であることを好む」と述べた。

ロシアの核兵器使用の根拠は核ドクトリンに定められているとし「それ以外の判断はない」と説明した。



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