瑶子さま、高級輸入車ディーラーとの親密な関係と皇室の「中立性」を巡る懸念

秋篠宮家の悠仁さま成年式の直後、瑤子さまが都内の高級ホテルで開かれた食事会に出席されていたことが明らかになりました。この食事会は高級輸入車ディーラーB社の関係者が主催するもので、常に瑤子さまの傍らには同社の代表T氏が寄り添い、T氏のお子さんを膝に乗せるなど、その親密な様子が報じられています。参加したスポンサーらの目には、瑤子さまがまるでB社の「顔」であるかのように映っていたと言われ、皇室の「中立性」に関する懸念が再び高まっています。

瑶子さまの「私的なご活動」と高まる懸念

昨年、瑶子さまが髪を金色に染め、B社の企業ロゴ入りTシャツを着用されている写真が流出し、大きな波紋を呼びました。皇族が特定の企業に肩入れすることに対し、「ご活動にあたって中立性を重んじるべき」という批判の声が上がったのです。三笠宮家関係者によると、この騒動に対し、姉である彬子さまは瑶子さまの振る舞いに激怒されたと伝えられています。

しかし、瑶子さまは周囲の忠告にもかかわらず、今年の夏にはB社が関わるチャリティイベントに参加するため、私的に渡米されました。関係者が「お止めになったほうが……」と進言しても、瑤子さまは意思を変えることなく、強行突破する形で参加されたといいます。この一連の動きは、皇族としての立場と、個人の活動との線引きの難しさを示唆しています。

三笠宮家の「複雑な事情」と瑶子さまの孤立感

瑤子さまがこれほどまでに特定の人物や企業との関係を重視される背景には、三笠宮家の「特殊な事情」があると宮内庁関係者は指摘しています。昨年11月、三笠宮妃百合子さまがご逝去された後、三笠宮家の家名や祭祀の継承者が誰になるのかが注目されました。本来であれば、母の信子さま、姉の彬子さま、そして瑶子さまの三方で話し合われるべきことでしたが、母娘間には深い確執があり、一堂に会する機会がなかったため、宮内庁幹部や側近が間に入り、意見調整が行われました。

その結果、皇室経済会議において、信子さまが「三笠宮寬仁親王妃家」を創設して当主となり、彬子さまが三笠宮家の当主となることが決定されました。この決定に伴い、支給される皇族費も、信子さまには3千50万円、彬子さまには約1千67万円の増額が認められましたが、瑶子さまの皇族費は据え置かれる形となりました。

瑶子さまが都内の高級ホテルでの食事会で、高級輸入車ディーラー関係者と親密な様子で交流される姿瑶子さまが都内の高級ホテルでの食事会で、高級輸入車ディーラー関係者と親密な様子で交流される姿

三笠宮家関係者は、「どこか、『私はないがしろにされている』というお気持ちがあったのではないでしょうか」と推察します。瑶子さまには、晩年の百合子さまを近くで支え、家を守ってきたという自負がおありのはずであり、以前から京都にも拠点を持ち、家を不在にしがちな彬子さまに対するご不満を抱かれ、「彬子さまのご意見が自分よりも優先されることに対する不満」を漏らされていたほどだといいます。

支えとなった人物との出会いと深まる関係

そのような複雑な状況下で、瑶子さまの前に現れたのがB社の代表T氏でした。瑶子さまは昨年春ごろにT氏と知り合い、間もなく意気投合。「自分の話を聞いてくれる人物」としてT氏に強い信頼を寄せていったようです。

かつて瑶子さまが非公開で開設されていたSNSのプロフィール欄には「Don’t think.Feel…」(考えるな、感じろ)という言葉が記されていました。これはT氏の座右の銘であり、T氏がこのフレーズが書かれたマグカップを使用していたことからも、両者の深い精神的なつながりが感じられます。しかし、あまりにも親密な関係が深まりすぎると、ロゴTシャツ騒動の時のような「瑶子さまが特定企業の広告塔のようになっている」という批判が再燃しかねず、関係者の間では懸念の声が上がっています。

皇室と社会の期待のはざまで

皇室のメンバーとして求められる中立性と、一個人としての感情や繋がり。瑶子さまは、三笠宮家の複雑な内情と、自身を取り巻く世間の目、そしてT氏との親密な関係という複数の要素の間で、どのように「感じる」ことを選択されるのでしょうか。今回の食事会が明らかにした親密な交流は、今後の瑶子さまのご活動と、皇室に対する社会の期待に新たな問いを投げかけています。

参考文献

  • Yahoo!ニュース (記事元)