(写真:朝鮮日報日本語版) ▲写真=イワン・ヴィタリエヴィッチ・ペトゥニンさんの「インスタグラム」のキャプチャー
【NEWSIS】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が国内で部分的動員令を発令する中、ロシアのラッパーが極端な選択を行った。
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ロシアで「ウォーキー(Walkie)」という芸名で活動していたラッパー、イワン・ヴィタリエヴィッチ・ペトゥニンさん(27)は先月30日、動員令に反発して自ら命を絶った。英紙ザ・サンなど外信が3日に報じた。ペトゥニンさんは、野蛮なウクライナ戦争に参加して「自分の魂に殺人罪を負わせることはできない」とし、このような選択を行ったという。
英紙デーリー・メールは、ペトゥニンさんの遺体がロシア南部クラスノダール州に位置する高層建築物付近で発見されたことを確認した。
過去にロシア陸軍で服務したことのあるペトゥニンさんは、テレグラムを通じてファンに残した動画で「あなたたちがこのビデオを見ているとき、僕はもう生きていないだろう。僕は、人殺しをする準備ができていない」と語った。
さらに、知人の公開したスマートフォンのメモ帳などに、ペトゥニンさんは自ら命を絶つことについて「抗議を表現する最後の手段」と記していた、と外信は伝えた。
先にプーチン大統領は、第2次大戦以来初めて動員令を宣言し、新たに30万人の兵士を前線に動員しようと試みている。現地の若い男性らは徴兵を避ける方法を必死に探している、と外信は伝えている。