[ワルシャワ 10日 ロイター] – ポーランド政府は10日、ベラルーシ国内にいる自国民に退避を勧告した。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ポーランドとベラルーシの関係が一段と悪化しているため。
ポーランドは9月、ロシア国内にいる自国民にも同様の勧告を行っている。
ポーランド政府は海外渡航関連のウェブサイトで、「ベラルーシ領内に滞在するポーランド人に対し利用可能な手段で出国するよう勧告する」と警告した。
ポーランドとベラルーシは2021年、ベラルーシ国境から移民が流入して関係が悪化。今年2月のロシアによるウクライナ侵攻で一段と緊張が高まっている。
ポーランドは、ベラルーシにいる自国民が弾圧を受け、一部のコミュニティ指導者が収監されているとしている。