「クリミア大橋」爆発でロシアが反撃 「プーチン大統領は墓穴を掘った」専門家が見解

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【写真】NASA衛星写真で上から見た「クリミア大橋」

「クリミア大橋」爆発でロシアが反撃 「プーチン大統領は墓穴を掘った」専門家が見解

ロシア本土と結ぶクリミア橋の爆発現場で、炎が吹き上がる様子を撮影した監視カメラの映像 2022年10月8日(ゲッティ=共同) 写真提供:共同通信社

辛坊)ロシアによるウクライナ侵攻は、いつ頃、どんな形で決着すると思われますか。

小原)プーチン大統領は苦しい立場にあると思います。本来はウクライナ全土をロシア化しようと思ったのに、それができないから、とりあえず東・南4州だけを抑え、いったんは止めようと思ったのだと考えます。ところが、ウクライナからどんどん攻め込まれて劣勢になってしまいました。

さらに、「クリミア大橋」で爆発がありました。プーチン大統領を後押しするためにロシアの強硬派がやったのか、ウクライナがロシア側の流通を止めようとしてやったのか、よく分かっていません。ただ、これによって、ウクライナを再び攻撃しなければならなくなったことは、プーチン大統領にとっては墓穴を掘ったということではないかと思います。

辛坊)「戦争を始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しい」と言いますが、まさにそういう状況になりつつありますね。

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