「台湾統一」盛り上がる中国ネット世論 市民は冷静「武力行使は当面ない」

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「台湾統一」盛り上がる中国ネット世論 市民は冷静「武力行使は当面ない」

バイクや車が行き交う台中市=11日、台湾(撮影・後藤希)

【写真】にぎわう台北市中心部

 習氏は活動報告の終盤で「祖国の完全統一は必ず実現しなければならないし、必ず実現できる」「あらゆる必要な措置を取る選択肢を残す」などと訴えた。

 これを受け、中国の交流サイト(SNS)では「本土との完全な統一を達成して初めて、台湾に未来が開ける」「人民解放軍にとって台湾の解放は朝飯前だ」「西側諸国は口出しするな」など強気な言葉が並んだ。

 台湾側にも直ちに軍事衝突が起きるという見方は少ない。桃園市の空港で働く40代女性は「中国が台湾を本当にどうにかしたいという悪意は感じない。土地を占領したいのではなくて、経済的なメリットが欲しいはずだから、武力行使は最後の選択肢だろう」とみる。

 サービス業の50代男性は「緊張はそれほど高まっていない」とするが、中国軍が8月に台湾周辺で大規模軍事演習を実施したことで「台湾への武力行使を意識せざるを得なくなった。習氏は生きているうちに行動するはずで、数年以内に攻撃する可能性はあると思う」と不安ものぞかせる。台北市のタクシー運転手は「台湾海峡の危機は昔からあるが、以前はお互いに認めて譲り合う関係もあった。今の中国は自分勝手で、台湾は振り回されている」とため息をついた。 (北京・坂本信博、後藤希)

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