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ロシア当局はプーチン大統領の恩師の娘に対し、恐喝容疑で捜査を始めました。本人は直前にロシアを出国したということです。
ロシアメディアによりますと、プーチン大統領の恩師の娘でテレビ司会者のクセニア・サプチャク氏に対し、当局は国営軍事関連企業ロステク社のトップに対する恐喝の疑いで捜査を開始し、モスクワ郊外の自宅を捜索しました。
サプチャク氏は直前にロシアを出国し、リトアニアに逃れたとみられています。
事件をめぐっては、サプチャクさんが創設した独立系メディアの幹部が拘束されていて、サプチャク氏は「ジャーナリズムへの圧力だ」と反発しています。
サプチャク氏の父親はプーチン氏の大学時代の恩師で、サンクトペテルブルク市長としてプーチン氏が政界入りするきっかけを与えた人物です。サプチャク氏は反体制派としても知られていて、2018年の大統領選にプーチン氏の対立候補として出馬していました。
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