インタビューに応じるロシアのガルージン駐日大使=5月、東京都港区のロシア大使館
ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使(62)が11月下旬にも離任する見込みであることが28日、ロシア政府関係者への取材で分かった。後任は不明。来月中旬に日本の政財界やメディア関係者を集めた離任パーティーが東京で予定されている。
18年3月に駐日大使に着任したガルージン氏は、ロシア外務省の歴代の日本専門家の中でも屈指の日本語能力で知られ、ソ連時代を含めて日本勤務は計4回。北方領土問題やロシアのウクライナ侵攻を巡っては、ロシア政府の立場に忠実な能吏として知られてきた。
1983年にソ連外務省に入省。18年1月にプーチン大統領に駐日大使に任命された。(共同)