【悲報】中国ファーウェイがお通夜状態w 「助けて!」

黒井米国の半導体規制強化で突然お先真っ暗だとさ。

中国半導体が早くも世界の技術進歩から完全に隔離されてしまう公算大
10/27(木) 6:03配信 現代ビジネス

バイデンの宣戦布告

2022年10月7日、臨機応変が効くように商務省の政令という形で、バイデン大統領が、中国に対し事実上の半導体戦争を布告した。

半導体そのものも、そのための製造装置も、米国商務省の許可がなければ、中国へ輸出できなくなった。アメリカの技術を使う外国企業にも同じ制約が課せられる。

この動きを予想して、中国の半導体関連企業の株価は、3ヵ月前の7月からすでに下落し始めていた。中国の2大メーカー、中芯国際(SMIC)と華虹集団(HHS)の香港上場株は、この3ヵ月間に、それぞれ大幅な下落率、13%と43%を記録した。

すでにトランプが仕掛けていた

すでに2019年5月にトランプ大統領が、中国のファーウエイ(華為)のインターネット中継装置を米国内から排除するように布令していた。装置を介して通信内容を収集し、中国政府(軍)に提供していると、疑われたからだ。米国政府の要請で、英・加・日・豪も追随した。2020年8月13日から、米国企業はファーウエイとの取引も禁止された。

トランプの狙いは何だったのか。ファーウエイは世界で最先端の第5世代(5G)スマホを、2019年8月に、他をさしおいて売り出し、翌年1月には世界のスマホ市場占有率を5%から10%へと一挙に引き上げた。トランプのお膝元の米国企業、アップルの占有率は25%と高かったが、ファーウエイの急上昇は脅威と感じられた。

出る釘は早めに叩くのが、共和党であれ民主党であれ、常に米国政府の対世界政策では一貫している。この場合も例外ではなかった。

米国主導のファーウエイ排斥がかなり効果をあげ、20年8月には、ファーウエイのスマホ世界市場占有率は5%へと下落した。米国の中国排除政策は功を奏したのだ。

そのためファーウエイの売上額は、2020年の第2四半期がピークで、2022年の第1四半期にはその67%へと減ってしまった。2022年の第2四半期末には、借り入れが200億元になった。完全な黒字経営ではない。2021年の純利益が1137億元だったから、利潤で借金を返すことができるため、国内格付けはAAAを維持している。

とはいえ、ファーウエイの前身は軍直属の通信機製造組織、ずばりいえば、軍の副業組織だったから、現在も株を上場していない。そのため経理内容が不鮮明で、経営面からファーウエイのこれからを占うことはできない。おそらく中国でも特異な国営企業として、組織は存続されるだろう。

だが、同社の技術的な前途となると、明るいとは誰にも思えない。5Gとして喧伝される大量のデータの超高速処理のためには、ファーウエイ自身の半導体部門が生産した論理計算専用の半導体、Kirin9000が使われる。

この半導体は処理速度を高めるため、電流が流れる回路の線の幅が5ナノメートル(nm、100万分の1mm)と実に細く作られている。線が細いほど、同じ面積でも、より多くの回路を集積し、より複雑な計算を、より高速に実行できるというわけだ。

ところが、この肝心の半導体を製造する装置も、薬品も、ほとんどすべて海外に依存している。その供給を止められたのだから、突然、お先真っ暗になってしまった。

製品も製造装置も原材料も、技術者さえも

トランプの政策を一段と強化したのが、バイデンの技術輸出制限と位置づけられる。対象はファーウエイ1社だったのが、中国の半導体業界の全体に拡大された。「半導体戦争」と呼ばざるを得なくなってきた。

背景としては、2020年から始まった5G、EV(電気自動車)、AI(人工知能)の3大ブームが挙げられる。それに遅れるなと、中国も半導体技術の躍進に乗り出した。それを阻止しないと、米国の国際的地位は守れないので、バイデンは宣戦へ踏みきったのだ。

具体的には、要するに、線幅が16ナノメートル以下の半導体については、半導体そのものも、生産装置も、原材料も、中国に対する輸出は許可制にする。

さらに米国籍の者が中国の半導体企業で働くのを禁じ、それに違反する者は米国籍を剥奪する。

16ナノメートルがレッドラインというのは、それ以下が「ハイエンド」と区分され、5G、AI、IoT(機器や車の自動運転)のための半導体には絶対的必要条件だからだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc9beaf9c89825d6425e6690e7ef8c9318dfb2c

ワトソン君バイデン大統領、トランプ大統領の路線を継続してますね・・・。

黒井まあそうだな。記事を読む限り、トランプ時代が生ぬるく思えるほどバイデン政権が踏み切った半導体規制は強烈だと思う。経済制裁としか言えない水準だし、これでファーウェイは息の根を完全に止められる。

ワトソン君実際に動いたのは、商務省なんですか?

黒井官庁主導のようだな。米国政府内で以前から中国の脅威が問題視されていて、適切なタイミングで政令を出して潰しにかかってるんだろう。

ワトソン君ファーウェイって、上場してないんですね!初めて知りました。

黒井そのようだな。株価暴落という現象がないから、金融面で危機になりようがない。半導体規制強化は正解だと思うね。

ワトソン君ネットユーザーの反応です!

・ヨーロッパの会社で、アメリカが技術を提供したり、半導体を販売している所への対策はどうですか?
・アメリカが握っている唯一の強力な対中カードは、この半導体技術です
・円安を利用して、国内回帰の優遇策を出してほしいです
・半導体がなければミサイルも戦闘機も作れません。今のロシアを見れば分かります

黒井習近平主席3期目を見てもまだ中国にしがみつく日本企業がいるとは思えないが。円安というのもあるが、俺が有料部分で話したようなことにならないといいね。

ワトソン君日本人の資産を、守ってほしいですよね・・・。

ワトソン君中国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けて下さい!さようなら!