【ソウル時事】韓国軍などによると、北朝鮮が3日午前、弾道ミサイルを相次いで発射した。
日本政府は1発目の発射を受けて午前7時50分、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じ、宮城、山形、新潟各県を対象に建物、地下に避難するよう警報を発令。防衛省は当初、このミサイルは「太平洋へ通過したとみられる」と発表したが、その後「日本列島を通過していない」と情報を修正した。
防衛省によると、1発目のミサイルは午前8時10分時点で既に落下したもようだという。
韓国軍によれば、北朝鮮はさらに日本海に弾道ミサイルを1発発射。防衛省はその後、3発目も発射されたと明らかにした。聯合ニュースは1発目のミサイルについて、韓国軍は中・長距離以上とみていると報じた。