(写真:朝鮮日報日本語版)
【NEWSIS】ウクライナ東部ルハンスク州の通り沿いに、ロシア軍兵士のものとみられる多くの墓が数キロにわたり限りなく続いている映像が公開された。
【動画】沿道にロシア兵の墓が多数並ぶウクライナ東部ルハンスク州
英国のデイリーメールは6日(現地時間)、ベラルーシのメディアNEXTAのツイッターに公開されたぞっとする映像を掲載した。映像は道路を走行する車から撮影されたものだ。
映像の説明は「プーチンがルハンスクを侵略者から解放させた」となっているが、撮影された日時は分からない。
道端に並ぶ墓の幾つかには大きな旗が掲げられ、一部は戦死者とみられる顔の写真もあった。
今年6月にロシアはルハンスクの97%を解放したと主張し、ウクライナ東部の産業都市や鉱山、工場を完全に掌握する目標をほぼ達成したかのように見えた。
ところが先週になると252電動小銃連隊所属の兵士39人がルハンスクの戦線から離脱し、ロシアへの帰還を要求した。
兵士らは指揮官もいない状態で戦線に孤立していたという。
ロシア軍が掌握しているドネツク州のオブラストを通過していたロシア軍戦車にウクライナの対戦車ミサイルが命中し爆発する映像も公開された。
ウクライナ軍はこれまでの24時間にハルキウ、ルハンスク、ドネツク、ザポリージャでの14回にわたるロシア軍の攻撃を撃退したと主張している。
またウクライナはチェルニヒウ、ハルキウ、ヘルソンなどにある35のウクライナの村がロシア軍の攻撃で破壊されたとも伝えた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は声明で「最も激しい戦闘はバフムトとソレダル近郊のドンバス地域に集中している」「ドネツク州とそれ以外の戦線でロシア軍では第1次と第2次チェチェン紛争の戦死者を合計した数以上の死傷者が出ている。しかしロシアは自国にこれらの内容を伝えていない」と主張した。
キム・グァンウォン記者