ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国は第三次大戦に引きずりこもうとした

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ゼレンスキー大統領がポーランドに着弾したミサイル問題を長引かせると「ウクライナは状況を利用してNATO加盟国を第三次世界大戦に引きずりこもうとした」という非難が更に高まるだろう。

ポーランドも米国もゼレンスキー大統領の態度に苛立ちを隠せなくなっており、ウクライナ支援に影響を及ぼすかもしれない

ポーランドに着弾したミサイルを巡って欧米ではゼレンスキー大統領への非難が高まっており、この問題の焦点は明確な証拠もなく「NATO加盟国の領土にミサイルを撃ち込んだ、集団安全保障に対するロシアのミサイル攻撃である。これは本当に重大なエスカレーションだ」と発言した点だ。

ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国は第三次大戦に引きずりこもうとした

出典:Telegram経由

G20に出席するためバリ島に滞在していたバイデン大統領は真夜中に「ポーランド領プシェボドゥフにミサイルが着弾した」という報告で叩き起こされ、直ぐにポーランド側と連絡をとって「誰がどこから発射したミサイルなのか?」を調べ始めたが、ゼレンスキー大統領は「NATO加盟国の領土にミサイルを撃ち込んだ、集団安全保障に対するロシアのミサイル攻撃である。これは本当に重大なエスカレーションだ」と発言、これはNATO第5条を意識したもので「明確な証拠もない状態」で軽々しく発言していい内容ではなかった。

米軍の衛星情報やポーランド軍からの情報が集まって来た16日朝までに「問題のミサイルはウクライナ軍の防空システムから発射されたものである」と判明、バイデン大統領は一先ず「ロシア軍がNATO加盟国のポーランドに向けてミサイルを発射していない」と明かすことで緊張を和らげ、サリバン大統領補佐官はウクライナ当局に電話で「慎重に行動してほしい」と警告したらしい。

ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国は第三次大戦に引きずりこもうとした

出典:Kancelaria Prezydenta

その後も段階的に情報を開示して「問題のミサイルはウクライナ軍の防空システムから発射されたものである」と明かしたが、ゼレンスキー大統領は断固して「ウクライナ軍が発射したミサイル」だと認めず、この態度にポーランド政府の関係者は苛立ち、さらにゼレンスキー大統領は「自分達で問題の現場を調査するまで自軍のものだと認められない」と主張してウクライナ調査団の現場派遣を要求、これにバイデン大統領も苛立ちを隠しきれず「それは証拠にならない」と記者団に語った。

つまりバイデン大統領の言葉は「NATO加盟国のみに開示可能な情報がなければ完全な立証は出来ない=ウクライナの現場調査だけでは無意味(ポーランドが現場への調査団立ち入りを許可)」と示唆しており、これまでウクライナを支援してきたNATOの調査結果を受け入れようとしないゼレンスキー大統領に怒っているという意味だ。

ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国は第三次大戦に引きずりこもうとした

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ

ゼレンスキー大統領への非難は欧米の政治的指導者だけでなく外交官やメディアにも広がりを見せており、キーウ駐在のあるNATO加盟国の外交官は「本当に馬鹿馬鹿しい。ウクライナ人は我々との信頼関係を破壊している。誰もウクライナを非難していないのに彼らは公然と我々に嘘をついている。これはミサイルよりも破壊的だ」と、米FoxNewsの司会者は「何百万人もの米国人が殺されていたかもしれない嘘で、我々は自問自答すべきだ。この男を支持することを止める時が来たのか?」と非難、この問題は議会で議論されている370億ドルものウクライナ支援に影響を及ぼすかもしれないと報じられている。

米シンクタンクのランド研究所は「これまでゼレンスキー大統領は国際的な支持を集めるのに優れた手腕を発揮して実績を上げきたが、今は各国からの支持を維持することが重要だ」と指摘、幾つかのウクライナメディアも「ポーランドに着弾したミサイルについてゼレンスキー大統領はまだ疑っている」と報じ始めており、このまま問題を長引かせると「ウクライナは状況を利用してNATO加盟国は第三次世界大戦に引きずりこもうとした」という非難が更に高まるだろう。

NATO加盟国の外交官、ウクライナは公然と嘘をついて我々との信頼関係を破壊した
ポーランド領に着弾したのはウクライナ軍が発射したS-300の迎撃弾か

 

※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE

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