ザポロジエ原発で十数回攻撃 ロシアとウクライナ、川を挟み攻防激化

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ザポロジエ原発で十数回攻撃 ロシアとウクライナ、川を挟み攻防激化

ウクライナ南部ザポロジエ原発=2022年11月7日、ロイター

 IAEAのグロッシ事務局長は声明で「極めて憂慮する事態だ。(実行者が)誰であれ、ただちに攻撃を中止しなくてはならない」と述べた。施設の一部は損傷したものの、放射能漏れはなく、死傷者も報告されていないという。ロイター通信によると、使用済み核燃料を保管する施設などの周辺が砲撃を受けたとみられる。

 ロシアによる2月のウクライナ侵攻後、ザポロジエ原発はこれまで何度も砲撃の被害に遭い、原子炉の冷却に必要な外部電源が複数回にわたって喪失。原子力災害のリスクが指摘されている。

 一方、ウクライナ南部ヘルソン州では両軍による攻防が激化している模様だ。州都ヘルソン市を含むドニエプル川西岸から撤退したロシア軍は18日、東岸に部隊を再配備し、西岸にある町への砲撃を強化したと報じられている。川を挟んで東のロシア軍、西のウクライナ軍がにらみ合う状況が続いている。

 また、ロシア軍は兵力の一部をヘルソン州から東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)に移し、東部の守りを固めているとみられる。米シンクタンク「戦争研究所」は19日、ルガンスク州の州都ルガンスク市でロシア兵が増加していると指摘。同市の南東約30キロにある町の空き家などに戦闘要員を集めているという。【ロンドン篠田航一】

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